歯茎に小さな白い点ができているのを見つけたことはありませんか？
これは「フィステル」と呼ばれる症状で、歯の中や歯茎の奥で起きている炎症のサインかもしれません。

フィステルとは？

フィステルは、歯の根の先に膿がたまった際に、その膿を体外に排出するためにできる小さな通り道（瘻孔）のことです。
歯茎の表面に白っぽい小さなポツッとした点として現れます。

原因

フィステルの主な原因は以下の通りです。

虫歯が進行して神経まで達した場合

根の治療が不十分で感染が残っている場合

外傷や歯周病による根の炎症

膿の排出により一時的に痛みが軽くなることもありますが、根本的な原因は残っているため、放置すると再び炎症が悪化する可能性があります。

症状

白いポツッとした点が歯茎に現れる

場合によっては軽い痛みや違和感を伴う

膿が出て口臭の原因になることもある

治療法

フィステルができた場合は、自己判断で放置せず歯科医院を受診することが大切です。
治療の流れは通常以下の通りです。

レントゲンや口腔内検査で感染部位を確認

根管治療や感染源の除去

必要に応じて薬で炎症を抑える

適切に治療することで、歯を残しながら炎症を改善できます。

まとめ

歯茎の白い点（フィステル）は、歯の内部で炎症が起きているサインです。
痛みがない場合でも、放置すると悪化することがあります。
気になる方は、早めにレイクタウンデンタルクリニックへご相談ください。