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2016-11-17

専門誌を読んで (技工部)

さまざまな内容で書かれていました。中でもMax Bosshart氏の咬合の安定について述べられいた論文は、著者も日々悩んでいるので興味をひかれました。デンチャーにおいてもインプラントにおいても、もちろん普段の補綴物においてもですが、ものを噛むときの効率や力のかかり具合、ベクトルの方向など、すべてが相互に関係しあっていて、考えれば考えるほど複雑です。特に神経のない、歯根のないデンチャーやインプラントにおいては、ストレスを感知する部分がないためシビヤなものになってきます。特にインプラントにおいては、フィクスチャーまでやられてしまうと、コストも時間もかかります。そのため横からの力、回転力を極力避けるような、さらには歯根膜がないことによる、ダイレクトな咬合圧にも耐えられるような機能も加味しなくてはなりません。咬合、機能といっても様々な考え方や学術的手法があります。しかし目指すところはみな同じです。ひとつにとらわれずに、さまざまな考えを融合して、CASE by CASE で個々に適合したものを製作できるよう心掛け、日々の業務にあたりたいです。

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